クママンについて

特定非営利活動法人

熊本マンガミュージアムプロジェクト

代表 橋本  博


 かつて熊本には幻のマンガ専門店と呼ばれた古本屋さんがありました。
 その名はキララ文庫、小学館発行の「金魚屋古書店」(作 芳崎せいむ)にも度々登場しており、その在庫量は20万冊とも言われていました。ここにあるマンガを次世代に残していくためにはどうしたらよいか、店長の橋本博はお店の常連客とともに知恵を絞りました。その結果、行政の支援を受けやすくして市民の力を結集するためにNPO法人を立ち上げることになったのです。
 それが「NPO 法人熊本マンガミュージアムプロジェクト(略称クママン)」です。大量のマンガを熊本県内の複数の施設に分散収納し、それをネットワーク化したマンガミュージアムを作ることを目的としています。設立は2011年10月、この時から熊本のマンガ状況は大きく変わりました。
 県内で行われた多くのマンガ関連イベントにはクママンが関わり、県内の大学にマンガ関連講座を開設するサポートを行い、マンガ関連施設の立ち上げに協力してきました。
 中でも2017年に開館した合志マンガミュージアムには当初から運営に携っています。2014年から始まった文化庁のアーカイブ事業にも関わり、2021年に立ち上げられた「マンガ協議会(会長 熊大学長、熊日社長)では創設メンバーとして活動を続けています。
 そしてクママンの設立当初からの目的である大量のマンガコレクションを次世代に残すためのネットワーク型の「熊本マンガミュージアム」の設立準備も進み始めました。

 これからもクママンの活動にご支援、ご協力よろしくお願いいたします。  

法人概要

【団体名】

特定非営利活動法人

熊本マンガミュージアムプロジェクト

 

【代表者】

登記対象理事:橋本 博(理事長)

 

【設立】

2011年10月18日

 

【事務局】

860-0028

熊本県熊本市中央区中唐人町29  

コアマンション703

電話 090-7536-1461

 

【プロジェクトの目的】

マンガを素材として熊本の魅力を引き出し、地域振興に活用するためマンガ関連イベントの企画や施設運営のコンサルティングなどを行い、その中核施設としての熊本マンガミュージアム建設を目指す。

マンガに関するあらゆるものを収集し、整理して保存し、必要に応じて閲覧に供する場を設立する

 

【特定非営利活動に係る事業】

マンガ原本、関連資料を収集・保存する事業

マンガを社会教育に利用する事業

マンガを利用して町おこしを行う事業

ミュージアムの運営母体に係る事業

マンガ関連施設、関係機関との協力、連携に関する事業

マンガに関連する情報提供事業

マンガに関連するコンサルティング、シンクタンクなどに関する事業

マンガに関連するイベント、啓蒙活動、産業支援に関する事業

 

【期待できる事業の効果】

 貴重なマンガ原本、資料群の保護

 マンガ関連休眠資源の開発と発信

 企画運営、情報活用での雇用創出

 コンテンツ産業誘致への機会整備

 

【活動方針】

1.マンガの魅力をひろく発信する多くのマンガ家やマンガ原作者、マンガ研究者を生んだ熊本の地域性を活かす

2.マンガのちからで熊本を活性化する同士の連携で熊本の魅力を再発見

3.熊本マンガミュージアム設立をめざす ・施設連携型のミュージアムモデル

 

【プロジェクトの基本方針】

お金を使わず頭を使う

新しい施設の建設よりも既にある施設を活かす

行政の力も合わせて活かす

プロセスを愉しみ、分かち合い、報せていく

 

【熊本県内の主な連携機関】

・合志市

・合志マンガミュージアム

・湯前町

・菊陽町図書館少女雑誌の部屋

・くまもと文学・歴史館

・くまもと森都心プラザ図書館

・熊本市

・くまもと松尾マンガ館

・熊本市市民活動支援センター・

 あいぽーと

・くまもと県民交流館パレア

・崇城大学

・コミュニティースペース「縁側」内

 『八代マンガミュージアム』

・九州産交リテール株式会社

 北熊本サービスエリア下り線2階

 「くまもとMANGAプール

・「ねころびカフェ」

 (上天草市湯島プロジェクト

・健軍商店街ピアクレス内施設

 「よって館ね」付属

 「健軍まんが図書室

プロフィール

合志マンガミュージアム館長。

絶版マンガ専門古書店『キララ文庫』主人。

芳崎せいむ作「金魚屋古書店」巻末コラム

「金魚屋古書店雑記帳」を執筆。

(~2014年 小学館『月刊IKKI』)。

2019年の著書「教養としてのマンガ」

2020年2月、第41回熊日出版文化賞を受賞。

 

〈著書〉

(2019年)

・扶桑社新書「教養としてのマンガ」

※2020年2月、第41回熊日出版文化賞を受賞

※2018年9月からの日刊SPA!PLUS連載

「教養としてのMANGA」は別内容

 

〈マンガ資料監修に関する経歴〉

(2018年)

・20世紀FOX映画×KADOKAWA共同配給作品

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」古書監修

 

〈マンガ制作に関する経歴〉

(2013年)

・合志市郷土マンガ「カタルパの樹」原案・監修

(2014年)

・湯前町郷土マンガ「繋ぐ」監修

(2017年)

・天草市郷土マンガ「石をつぐもの」原案・構成

(2018年)

・熊本日日新聞土曜連載漫画「KANAKURI」構成

 

〈記事掲載紙〉

(~2020年)

・朝日新聞

・熊本日日新聞

・産経新聞

・山陽新聞(共同通信社記事)

・西日本新聞

・毎日新聞

・読売新聞

(紹介は五十音順)

 

〈出演番組〉

(1995年)

・熊本放送

「おじさんのマンガ道」

「電撃黒潮隊 古本屋奇譚」

(2016年)

・熊本放送

「ウェルカム」

(2017年)

・NHK熊本

「クマロク」

(2017年)

・熊本県民テレビ

「テレビタミン」

(2017年)

・J:COM熊本

「熊本人図鑑」

(2017年)

・テレビ熊本

「合志義塾ものがたり」

(2018年)

・テレビ熊本

「熊本が世界の漫画を熱くする!

~熊本国際漫画祭&くまもとマンガCAMP~」

(2018年)

・熊本県民テレビ

「てれビタ」

(2018年~)

・熊本朝日放送

「くまパワ」

(2018年)

・熊本放送

「RKK NEWS JUST」

・熊本放送(Radio)

「村上美香のヒトコト」

「Radioマンガ研究室」

(2019年)